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成功哲学を学べ!「風来のシレン」などのローグライクから学んだ人生哲学5選

はじめに

2020年12月3日に、風来のシレン5Plus が発売されました。これはローグライクというゲームジャンルで、その中でも風来のシレンは比較的歴史の長いシリーズです。

何を隠そうローグライクは私が人生で一番やり込んだゲームジャンルで、今回はローグライクから私自身が学んだ人生哲学を綴ってみようと思います。ちなみに、私の初プレイはSFCのトルネコの大冒険、ローグライク歴2X年です。

SFC トルネコの大冒険 / 当時マイナージャンルのローグライクを世間に広めた

リメイクとはいえ、久々に風来のシレンが発売されたため個人的にとても熱くなっており、これをキッカケにローグライクブームが再度巻き起これば良いなと思ってますw

風来のシレンとは

SFC 風来のシレン / 今でもタイムアタックが行われるくらい人気。一時期、伊集院光がファミ通でコラムを連載していた。

風来のシレンは、1995年にスーパーファミコンで初代が発売され、現在もシリーズ化されているシリーズです。「1000回遊べるRPG」の異名を持つ本シリーズには、以下の様な特徴があります。

上記特徴が合わさることで、「クリア方法が一律に決まらない、リプレイ制の高いシリーズ」と言えるでしょう。

ローグライクから学んだ人生哲学

常に先の展開を読み、不利な局面を避けよ

一部を除き、敵は最短距離で接近するシンプルな行動をしてきます。加えてターン制のシステムなので、先の展開が非常に読みやすいです。囲まれない様に通路に誘導して1対1に持ち込むなど、先を見越した立ち回りで不利な局面を避けましょう。囲まれてから取れる選択肢は、限られてしまいます。

大切なことは「無駄な行動でターンを消費しないこと」。状況確認はターンを消費しないので、まずは選択肢の選別を行なった上で確実な一手を打ちましょう。

リスクとリターンを計算せよ

ローグライクにおける最大のリスクは、HP0になり力尽きることです。その時点で冒険は失敗になり、鍛え上げた装備・稼いだアイテムや経験値を全てロストしてしまいます。
例えば、「お互い瀕死のシーンで、自分が攻撃するかどうか」の選択。8割強の命中率を過信してトドメを刺す攻撃をしがちですが、2割弱で冒険が終了するリスクに見合いません。その様な試行を繰り返せば、いつかハズレを引いてしまうでしょう。必中でない行動に委ねて成功したシーンでは「たまたま運が良かった」と成功を過信せず、常に失敗したケースも想定しておくことが大切です。

しかし、リスクの裏にはリターンが常に隠れており、時にはリターンを取りに行く動きも大切です。強敵は総じて経験値が多いため、アイテムを消費しつつ効率よく強敵を倒すことでその後の冒険を楽にできます。とくに「モンスターハウス」は、1つの部屋に敵・罠・アイテムが敷き詰められており、まさにローグライクにおけるハイリスク・ハイリターンを象徴する要素であるといえます。

モンスターハウスで敵を倒せば、経験値とアイテムが手に入る!

この様に、「リスクを最小限にした上で、最大限のリターンを取りに行く」ことがローグライクの定石となります。

100%安心はあり得ないと思え

稼ぎに成功して順調な冒険であっても、予想外のアクシデントはつきものです。

ローグライクのある意味「お約束」な理不尽要素ではありますが、不思議のダンジョンを探索していると「100%の安心はあり得ない」という真理に至ります。むしろ、忘れた頃にやってきたアクシデントの被害を以って、人生の奥深さを感じるかもしれません。

そういった理不尽に憤慨するのではなく、「理不尽とはいつか起きるものだ」と思うことで万が一の局面でも冷静に立ち回ることができるでしょう。

情報量で選択肢を増やせ

「ニギライズ」で大量に食料確保

ローグライクでは、正攻法以外にも様々なテクニックを駆使した攻略法が存在します。

これらは極論知らなければ実践できませんが、いずれも攻略難易度に大きく影響します。

情報に溢れる昨今だからこそ、「情弱」にならない様に情報は常に取りに行く姿勢を保つことが大切になります。有益な情報は自分から掴みにいけばいくらでも手に入りますが、逆に言うと待っていては手に入りません。仕入れた知識を実践して、知恵に昇華していきましょう。

失敗を積み重ねて成功をつかめ

このゲームでは力尽きるとステータスやアイテムがリセットされてしまいます。しかし、プレイヤー自身のレベルは失われることはありません。様々なアイテムの使い方、敵の行動パターン、罠を逆手に取った立ち回りなど、冒険の中で培われる経験は多種多様に渡ることでしょう。タダでは死なず、成長を持ち帰って這い上がるのです。蓄積した経験を実践していくことで到達階が深くなり、いつか踏破することもできることでしょう。

失敗から学んだ知恵を蓄積して挑戦を繰り返す」こと、これがローグライクと人生における共通の必勝法であると私は確信しています。

おわりに

ローグライクは1人用のゲームだからこそ、稼ぎ・理不尽・試行錯誤といった要素を踏まえて自身の立ち回りを突き詰める必要があります。個人的には「人生の縮図」といっても差し支えない様に思えます。

ローグライクに限らず、ゲームからは様々な経験を学べますね!

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