AppleシリコンMacでOBS終了時にクラッシュする問題を解消!

IT

はじめに

M1MacでOBS Studioを使った録画、配信を日常的にしています。
適宜キャプチャボードを繋いでNintendo Switch, Steam Deck, Stream Deckを繋いでいるのですが、毎回OBS終了時にクラッシュしている点が気になっていました。

長くこの事象に悩まされていましたが、先日この事象の原因特定、解消ができたのでまとめます。

事象と発生環境

事象

  • OBSを終了時、「OBSが予期しない理由で終了しました。」と表示される。
    • 異常終了により、OBS再起動時に毎回セーフモードでの起動が聞かれる(上記画像参照)
  • クラッシュ後にOBS使用時、以下の挙動。
    • シーンやソース追加の+ボタンが操作できない。
    • 右クリックを使った機能も操作できない。
    • プロパティ、フィルタなど別画面を開く設定画面が開けない。
  • Command + Tab でOBSアプリを選択しても、最前面に表示されない。

セーフモードで起動しても上記事象が発生するため、プラグインによる影響ではない模様。
以上の様に、Macアプリとして挙動が非常に不安定の状態でした。手軽に設定を変えられず、ストレスがマッハ・・・

解決方法

https://github.com/obsproject/obs-studio/issues/9929
こちらの記事が役立ちました!以下、要約。

  • 概要: MacOS環境で、YouTube Live Control Panelを使用するとOBSがクラッシュする事象の報告。
  • 対処法: YouTube Live Control Panelが原因。これを削除することで、事象が発生しなくなった。

“YouTube Live Control Panel”は、OBSのドック押下後に表示される下記画像で表示されるDockのことです。

 

 

 

 

 

 

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